The association demanding investigationon human bones discovered from the site of the Army Medical College
常石 敬一(軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会・代表)
最近、731部隊について再度調べている。石井機関の歴史が戦前・戦中・戦後の学界にもたらした「ゆがみ」について考えている。
(2018年2月22日)
旧満洲第731部隊軍医将校の学位授与の検証を京大に求める会
京都大学が、京都帝国大学時代に医学博士の学位を授与した旧満洲第731部隊軍医将校(以下、同人)の学位論文にねつ造と医の倫理に反する不正な箇所が含まれている疑いがある。
同人は1945年5月31日付けの学位申請書と主論文「イヌノミのペスト媒介能力ニ就テ」などの学位申請を行い、貴大学は、同年9月26日に学位授与を決定した。
当該学位論文で用いられた実験動物のサルは実はヒトではなかったかとの疑いがある。もしそれが事実であるとすれば、実験報告のねつ造であるに留まらず、実験が極めて非倫理的・非人道的である。
以下、参考資料、註は省略
4月14日(土)13時~16時
京都大学百周年時計台記念館2階会議室
講演:常石 敬一
2018年1月21日
「学問のため」帝国と同化 京大が持ち去った人骨
「研究」の闇、たどり直すべき 連載のおわりに
安松 狢
1月28日、20名が本郷三丁目駅前からわだつみのこえ記念館、寒さのあまり途中3名の脱落者を出したが、戦没学生の碑「天上大風」、工学部の中庭の銅像群、弥生門を抜けて戦没医学生の碑、戻って安田講堂、心字池、総合研究博物館を回る。
※2018年時点での情報です。現在の取り扱い部数はお問い合わせください。(2020.06.11)
共同通信社(2018/02/08)
太平洋戦争の戦没者遺骨収集を進める厚生労働省は8日、フィリピンで収集した遺骨に現地人の骨が混入していた問題に対処するため、歯や骨に残る元素の比率を解析し、育った環境や地域を識別できる安定同位体比検査を導入する研究費として、来年度予算に500万円を計上すると明らかにした。
山内 拓文(福島県民主医療機関連合会事務局)
福島県民医連主催の医学生合宿において、医師が戦争に動員された歴史を学ぶ観点から、旧陸軍軍医学校とその周辺を巡るフィールドワークを企画した。案内は軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会の鳥居靖氏に依頼した。
731部隊の戦争犯罪や、それに医師、科学者がどのように動員されていたのか、隠されがちな歴史の事実について、その現場を歩きながら学ぶことができ、参加学生からも大変好評でした。
こういった学習を、より多くの学生や、若い職員に伝えていけるよう、より活動を強化しなければならないと感じました。
最後に、改めてお礼を申し上げたいと思います。
戦争の記憶が風化しつつあり、旧日本軍の加害の歴史を否定する動きが強まっている現状において、今回のような学習は大きな意味を持つと思います。人骨問題についても、より多くの人に知ってもらい、真相が解明される日が来ることを願っております。
日時:4月1日(日)12時50分集合 13時出発(17時終了予定)
集合:東京メトロ東西線早稲田駅 3a,3b出口方面地下改札口
資料代:500円(別途、wam入館料 500円)
コース:軍都新宿フィールドワーク⇒女たちの戦争と平和資料館(wam)
2018.3.18
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