軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会

The association demanding investigationon human bones discovered from the site of the Army Medical College

第169回国会閣五三 衆議院厚生労働委員会 13号 議事録から抜粋

平成20年5月14日(水曜日)午前9時11分開議

質問者 郡和子衆議院議員
答弁者 舛添要一厚生労働大臣

  • 郡 委員
    •  時間が余りなくなってしまいましたので、人骨の問題についてなんですけれども、国立感染症研究所の敷地内で発見されました人骨問題なんですが、時間の都合上、これは大臣にお尋ねをさせていただきたいと思います。
       これまで大臣もお目通しいただいたと思いますけれども、さまざまな資料を実はお示しさせていただきました。防衛省の管轄になっている建物の中にも新たな調査の手がかりというのもこの人骨問題では出てきているわけでございますし、それから、これらの標本については、赤十字条約、国際法に触れる行為でもあろうかと思うところです。
       そこで、大臣に、日本国としてこの人骨の調査をどういうふうに責任を持って進めるのか、それからまた、標本とされた人々の身元確認に最大限努力すべきだと思うんですけれども、大臣のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
  • 舛添 国務大臣
    •  今大切に保管されています人骨の身元確認、これはさらなる技術革新その他の手を用いまして、できるだけ身元確認につながるような努力を今後とも続けていきたいと思います。
       それから、この人体標本、その土地の所有者は国になっておりますので、これはもう独法化するとかなんとかいう問題とは全く切り離して、きちんと国として対応してまいりたいと思っております。
  • 郡 委員
    •  そうなんですね。独法化されてしまうとこれはどうなってしまうのだろうと本当に心配をしております。独法化される前に、宿舎の移転も決まっているようでございますから、一日も早く、さまざまな資料で提示させていただきましたところの調査については、なお進めていただきたいと考えているところです。よろしくお願い申し上げます。
       では、ちょっと時間が残りましたけれども、質問を終えたいと思います。ありがとうございました。

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