The association demanding investigationon human bones discovered from the site of the Army Medical College
7月21日
新宿歴史博物館講堂
資料代1000円
パネリスト
佐藤健生(ドイツ強制労働補償基金)、浅倉美津子、泉祐子(薬害肝炎訴訟)、神美知宏(ハンセン病問題基本法)、川村一之(人骨問題)
1948年に京都と島根で起きた「ジフテリア予防接種禍事件」は、占領下の日本で起きた死亡者84人という世界最悪の薬害事件。昨年11月17日、神奈川大学で開かれたSTSフォーラムは被害に遭われた田井中克人さんをお招きしてその実態や経過、当時の厚生省の対応などについてお話をうかがう。田井中さんは後遺症と闘いながら長年勤めてきた高校を辞め、事件の解明に奔走する毎日を送っている。
防衛省は6月11日、郡和子衆議院議員が要求していた自衛隊衛生学校「彰古館」の標本リストを提出した。「彰古館」の人体標本は主に陸軍軍医学校が作製した標本が戦後国立東京第一病院で保管され、その後自衛隊衛生学校に移管されたことが関係者の証言などで分かっている。特に注目されるのは陸軍軍医学校病理学教室が作製した病理標本との一致である。しかし、残念ながら「彰古館」の人体標本の多くは関連資料がなく、作製年や衛生学校が受け入れた年月日などの標本履歴を示すものがなかった。
今後は標本履歴も含めて資料調査を継続し、人体標本の作製過程や軍陣病理学の実態に迫る必要がある。
参議院厚生労働委員会
4月10日(木):谷博之議員(民主)
議事録
【 ウェブサイト:参議院インターネット審議中継 】
衆議院厚生労働委員会
5月14日(木):郡和子議員(民主)
議事録
【 ウェブサイト:衆議院インターネット審議中継 】
朝日新聞:ハンセン病法成立《2008年6月12日(木)》
2008.7.6
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