The association demanding investigationon human bones discovered from the site of the Army Medical College
川村 一之(軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会・代表)
納骨施設の入り口扉周囲の腐食、側面の説明プレートの文字の剥げ落ちを指摘、厚生労働省も対応を約束した。
納骨施設の入り口は腐食が進む
昨年はコロナ禍対応で厚労省も忙殺され、交渉ができなかったが、2021年3月26日、二年ぶりに意見交換を行った。参加者は人骨の会から鳥居、坂本、平野、奈須、川村の5名、厚生科学課からは斎藤基輝・課長補佐。
人骨問題に対する基本的姿勢は、従前通りとのこと。すなわち、今後も調査の可能性を残して保管、新しい事実が分かれば調査するということだ。
DNA鑑定の可能性が拡大したニュースを伝え、また戸山人骨関連の全文書リストの提出も要望したが、進展はなかった。
後日、厚労省の担当が、斎藤氏から有本博文課長補佐に変わったと、知らせがあった。
(2021年4月5日 記)
厚生労働省厚生科学課 様
軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会
代表 川村 一之
戸山人骨問題の解明にあたっての質問と要望(2021年)
前文省略
2021年3月25日(木)朝日新聞「宮古諸島の人々 遺伝的に異なる3集団」
2021年2月6日(土)毎日新聞「全地域でDNA鑑定 遺品のない戦没者遺骨」
2021年3月2日(火)毎日新聞「土砂に沖縄戦遺骨 辺野古埋め立て抗議の座り込み」
2021年4月18日(日)沖縄タイムス「土砂 人道上許せぬ 新基地使用で市民シンポ」
人体の不思議展の資料を会に預ける。同展は一ブラック企業の興行ではなく、日本の医師・医療関係者、国を挙げての大興行展であった。一方で日本では採算の合わない国公立の医療機関が統廃合されてきたと、テレビで岡田晴恵教授(白鳳大学)が話されていたことが、衛生技師として現場にいたときの実感と一致する。
鳥居 靖(軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会・事務局長)
3月28日10時、若松地域センター集会室で座学。17名参加。
NHK BS取材班、韓国SBSTV取材班も取材。午後は実地踏査。
アンケートの回答1名(内容省略)。
早稲田大学の授業で川村が講師を務めた(前号)。その時の質疑について紹介(内容省略)。
講演:山田朗さん(明治大学教授・登戸研究所資料館館長)
日時:7月18日(日)14:00~16:30
会場:武蔵野芸能劇場2階小ホール
資料代:500円
zoom配信有り(nobu51@com.zaq.ne.jp)
主催:軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会
むさしの科学と戦争研究会・731ネットワーク
731部隊被害者遺族王亦兵さん、3月21日未明、自宅で急逝。享年90歳。追悼文募集
2021.5.5
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