The association demanding investigationon human bones discovered from the site of the Army Medical College
川村 一之(軍医学校跡地で発見された人骨問題を究明する会)
厚生労働省は1月28日、元陸軍軍医学校の用地で人体標本が埋められているとされる戸山5号宿舎跡地の発掘調査に関する入札公告を行った。調査は2月中に開始、3月31日までに終了。「埋蔵文化財調査員(地質を見極めることができる者)を2名専任で配置」する。発掘は「工事」ではなく「調査」になった。厚労省の対応は評価できる。
「人骨の会」は2月4日、厚労省から概要説明を受けた。試掘後の本調査では約三千平米の敷地全体を地下5メートルまで掘り込み、見落としのないようにするとのこと。 私たちはプレパラート標本などの「死体の一部」を見落とすことなく採集すること、調査を公開し、調査報告書を作成・公開するよう申し入れた。
朝日新聞:陸軍軍医学校跡地 初の発掘調査へ《1月6日(木)》
その後、韓国聯合ニュース、京郷新聞、The Times、The Australianでも報道。
質疑応答(二)
期日:4月3日(日)
集合場所:JR大久保駅北口改札口
害者遺族・李鳳琴さん、ハルビン市社会科学院・鄭懋暁の各氏が来日。李さんは、遺骨の遺族の可能性もある。
訪日団は23日、金館長が「15年戦争と医学・医療研究会」で講演。夕方から証言集会「父は帰ってこなかった」に参加。登戸研究所資料館に所蔵されていた石井式濾水機の濾水管が七三一記念館に寄贈された。
24日は議員と懇談。その後、京都、広島へ。
厚生労働省は、京都の市民グループの質問に対して、展示標本は遺体であることを認めた。
京都新聞・夕刊:2011年1月19日(水)
ドイツでは、プラスティネーションを開発したハーゲンス氏が標本をネット販売。ドイツのカトリック教会とプロテスタント教会は、反対の共同声明を発表。
共同声明:「人間の尊厳は、遺体に対しても該当する」
(プロテスタント教会のバーデン領邦教会のサイトから。)(訳 佐藤健生)
安松 貉
1月23日、「坂の上の雲を斬る」最後のフィールドワーク開催。参加者10名。
上野公園は戊辰戦争・上野戦争の戦場であり、東京大空襲の追悼碑もあり、坂の上の雲の主人公の一人、正岡子規も関係が深い。
2011.2.6
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