The association demanding investigationon human bones discovered from the site of the Army Medical College
9月23日、人骨の会で研究会「人体は商品なのか?~『人体の不思議展』から見えてくるもの~」を開催。「人体の不思議展」は2002年から日本全国を巡回展示。標本はプラストミックといい、シリコンなどの樹脂をつかった半永久標本。標本の遺体の提供先が不明、営利目的であるなどの疑問の声が上がっている。研究会には約20名が参加。臨床検査技師の平野さんは、「医療の進歩とは違う方向にある気がする」と発言。常石氏は「臓器を部分部分に分けて考えることは全身医療・東洋的な医療に反する。臓器の商品化の一環に見える」と意見を述べた。
10月4日
「人体の不思議展」に疑問をもつ埼玉の会(代表 中里武・医師)は、さいたま市に要望を提出。当日、要請行動に参加した春日部市の片山いく子市議は、「本物の人体標本」がどこで、どのように作られたか調査もせず、過去の開催実績や日本医学会など専門家の後援があるという点だけで、イベントに疑問を持たない自治体の姿勢には問題がある。営利目的かどうかも、慎重に判断すべき。自分の身内の死体が、もしこのような展示に利用されることがあったらどうなのか、という視点に立ち返るべき、と感想を述べた。
「人体の不思議展」に関する要望書
主旨
さいたま市に於かれては、「人体の不思議展」の後援を取り下げられるよう強く要望いたします。ご検討のうえ、ご回答願います。
理由
省略
講演録(2006年7月22日)
スライド1
スライド2
スライド3
スライド4
スライド5
スライド6
スライド7
スライド8
スライド9
常石氏のブログを見る ブログへ
―以下次号―>
2006.10.24
定期購読者募集ページへ