The association demanding investigationon human bones discovered from the site of the Army Medical College
軍都・新宿を訪ね
軍医学校跡地で発見された遺骨たちに思いを馳せる
フィールドワーク
3月30日(日)
13時出発:JR新大久保駅改札口集合
講師:川村 一之(元新宿区議・調査会法市民会議事務局長)
15時30分:新宿区障害者福祉センター多目的ホール
納骨以後初めての交渉 ―今度の相手は内閣官房
3月10日(月)13時、衆議院第二議員会館第三会議室において対政府交渉。
金田誠一衆議院議員(民主)以下約10名参加。
請願書
― 戦前・戦中に埋もれた遺骨の調査・返還運動拡がる ―
北海道大学古川講堂旧標本庫で発見された頭骨問題
1995年、北大構内の古河講堂で6体の頭骨を発見。甲午農民戦争(東学党の乱)の指導者とされる頭骨(頭骨に墨書)一体を韓国に返還。その後ウィルタ協会と北大の調査委員会は、「ウィルタの遺骨三体の返還とその埋葬等に関する確認及び協定書」を締結し、遺骨の返還と人骨問題報告書の書き換えを約束。
朱鞠内の遺骨発掘問題
《朱鞠内の歴史》
戦前に始まった鉄道工事・ダム工事の厳しい労働の中で次々と出た死者は、光顕寺に運び込まれた。
《犠牲者の実態調査》
1976年、光顕寺で犠牲者の位牌が発見されてから実態調査が始まり、日本人168人、朝鮮人36人、計204人の犠牲者がいることがわかる。翌年から犠牲者の遺族探しが始まり、5回の発掘調査には韓国人・朝鮮人・日本人延べ約320人が参加し、16体の遺骨が掘りおこされた。
《朱鞠内の歴史を保存しよう》
1994年、「朱鞠内歴史保存委員会」結成、旧光顕寺を【朱鞠内・笹の墓標展示館】として公開。
《遺骨を遺族に返還する》
日本人に1体、韓国人に8体の遺骨が手渡された。
《民族の和解と友好を願って》
1991年、朱鞠内湖畔入り口の道路脇に「生命(いのち)の尊さにめざめ民族の和解と友好を願う像」がたてられた。1992年に2体、1995年に8体、韓国の国立墓地「望郷の丘」に納められた。
札幌別院に於ける朝鮮人強制連行労働者遺骨について
1966年札幌別院の移転に伴い、戦中戦後強制連行されていた朝鮮人労働者の遺骨101体分、地崎工業納骨壇に納められていた20体前後の遺骨が別院合葬所に合葬された。
1999年、「札幌別院に於ける朝鮮人強制連行労働者遺骨問題」について調査が開始され、2001年に調査報告書が別院に提出。これを受け、2002年、遺骨返還などの対応へ向けて『札幌別院に於ける朝鮮人強制連行労働者遺骨問題委員会』が発足。
《参考》
・ウィルタ協会のホームページ
http://www.d2.dion.ne.jp/~bunkt/index.htm
・浄土真宗西本願寺派札幌別院朝鮮人強制連行遺骨問題のホームページ
http://hongwanjisapporo.tripod.co.jp/index.html
・空知民衆史講座のホームページ
http://homepage3.nifty.com/sorachi/
《関連するホームページ》
・東アジア共同ワークショップ
http://city.hokkai.or.jp/~tanakat/WS-J/
・笹の墓標ネットワークス
http://www.geocities.com/shumarinai/index.html
(※ 上記URLは2003年時点での情報で、現在は全てリンク切れです 2020.04.15更新)
2003.3.10
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